抗うつ薬

先日興味深い記事を見つけました。

それは、抗うつ薬と妊娠中の女性の話。

 

妊娠した女性の19%がうつ病を発症、約7〜9%の妊婦が抗うつ薬を服用しており、その中でもSSRI系の抗うつ薬がへその緒の長さに影響を与えるという。へその緒が長く細くなってしまうために栄養や酸素が胎児に十分に行き渡らず、未熟児で生まれるリスクも増えるというのだ。

そもそもへその緒の長さは胎児が羊水の中で動き回ると長くなるもの。へその緒が長くなるということは胎児がより活発に羊水の中で動き回ることを意味している。研究では2002年から10年間の間の妊婦24000人を対象に調べた結果、シタロプラムを服用したのは416人。シタロプラムを服用した妊婦のへその緒だけが他より長かった。また研究では、妊娠中にSSRI系の抗うつ薬を服用した場合、一般の新生児よりも集中治療室に入る可能性が高いことも指摘している。

しかしながら、抗うつ薬の危険性がわかっていても、うつ病の治療をしないことも同様にリスクが高い。それでも、抗うつ薬だけがうつ病の治療法ではないのだ。抗うつ薬を使用した場合には、妊娠中と出産の際にリスクが伴うことも理解した上で、個々にあった治療法が重要だと記事は結んでいる。

(Natural Newsより)

 

抗うつ薬の副作用については色々あると思いますが、こんなところにも影響が出るんですね。恐ろしいことです。医者も簡単に処方する傾向にあるので、素人である自分がどこまで考えるべきなのか非常に難しいと思いました。

 

抗うつ薬については私も疑問を感じていたので、こういった危険性を問う記事がもっと公になってくれればいいなとおもいます。

催眠療法

先日、ヒプノセラピーの講習に行ってきました!

 
ヒプノセラピー...催眠療法って何かって??催眠と聞くと何か怪しそうな響きがあるかもしれないですけど、れっきとした心理療法の一種です。
 
催眠療法ヒプノセラピー)は、催眠誘導という手法を使って、普段閉じている潜在意識の扉を開け、潜在意識の中に注意を向けていく心理療法
 
 あまりにも変化のない夫と、心の限界を感じている私のために、少しでも違う方向から癒すことができないかと考えたのがきっかけでした。講習は2日間。講義と実践を交えたもので、短い時間でしたがとても深く学ぶことができました。
二人でペアになって催眠をかける実践トレーニングをするんですけど、15分くらいでしょうか、相方が私に少しずつ催眠をかけていくと、だんだんと催眠状態になっていきました。そうしたらなぜか、途中から涙がポロポロ溢れ出してきました。ああ、ここでは安心できるんだ。心配はいらない。子供の時に感じていた素直な優しい気持ち。安らぎ、平和な心。そんな感覚に包まれて、涙がとめどなく溢れてきたのです。ずっと不安な心を抱えていたせいでしょう。こんな安心感みたいな感覚はしばらく忘れていました。
講師の方曰く、「大きな抑圧状態にある人が、よくこういう状態になります。もしかしたらもっと深くこれから癒していったほうがいいかもしれません。」とのこと。確かに涙を流していたのは私だけ‥。
 
私が学んだのは催眠療法のベーシックな部分でしたが、ココロの奥底にあった固く閉じられたフタをパックリと開けてしまったような感じでした。その奥のココロのケアをするには、まだまだ時間がかかるようです。
 
そして肝心なこと!私はあわよくば催眠をかけて夫を前向き思考にできないかと思ったのですが、他人の性格や考え方を変えることは勿論できないのです。あくまでも本人の意思がなければヒプノセラピーは成り立ちません。本人が「こうなりたい」という願望を無意識領域に植え付けていくものなので、残念ながら自分でなおりたという意思のない私のオットは対象外でした。
自分のことは自分で面倒を見なければ、何も始まりませんね‥
 

 

また救急車

事態がこう着状態の中、いつも通りに一階のリビングで息子たちと夕食を取っていたある夜。

突然「ウオー」というほえ声か叫び声ともわからない声が大きなゴトンという音と聞こえました。「今の何⁉️」息子2人と私で顔を見合わせます。二階で寝ている夫であることは明らかでした。怖くて動けない息子たち。私が行ってみると、夫は全身を硬直させ、半開きの口からは泡のようなものが見えます。そして泡が喉に詰まるのか、大きな音を立てて息を吸い込み始めました。けいれん発作です。見るのは3度目。でも前回は5年前だったので、どういうものかすっかり忘れていました。手の施しようもなく、そのままにしておくと、またぐーっと体を突っ張らせ、唸り声をあげています。静かになってから話しかけると、目がトロンとして、口はろれつが回らず、言っていることも半分意味不明でした。そこで救急車を呼びましたが、救急隊員が到着した頃には、意識もすっかり元通りで。断固病院拒否でした。せっかく入院のチャンスかと思ったのに‥。

それまで同室で寝ていましたが、この日を最後に別寝することにしました。

翌日仕事が休みだったので「病院に行くよ。検査してもらおう。」と言う私に対し、夫の反応は、「いい。行かない。」の一点張り。あーそうですか。行かないっていうのなら、好きにすれば。せっかく貴重な有給休暇をあなたの為に使ってあげようと思ったのに。ムカつく。もう私の心の中は毒でいっぱい。

それにしても、どうしてここまで頑なに病院を拒むのか全く理解できません。医師は味方であり、敵ではないのに。自分がどうにかされるとでも思っているのでしょうか?
近くで見ている私としては「頼むから病院に連れて行って」と頼んでもらいたいくらいなのに。
自分の意思がなければ、回復させたくても何もできないですね。夫の兄弟にも連絡してはみたものの、結局誰もこの頑固者を病院に連れて行けなかったのです。

そしてまた放置の日々。
だけど他に何の手立てがあるというのでしょう。
どうしたらいいのか全くわかりません。完全にお手上げでした。