行方不明

先日、突然夫がいなくなりました。亡くなったんじゃなくて行方不明‥。

とはいってもおそらく義母が実家に連れて帰ったと思うんですけどね。連絡は何もないので真相はわかりませんが。

 

夫が家からいなくなったので、次男が家に一人になってしまい、どうしたものか考え込んじゃいました。私が家に戻ってもいいのかもしれないけど、夫がいつ戻ってくるのかと思うと恐怖で泊まれない。家に帰りたいのに帰れない‥。私はただ心の平和が欲しいだけなのに。息子と過ごしたいだけなのに。悲しいやら寂しいやら悔しいやらで涙が止まらない!!なんでそんな簡単なことが出来ないんだろう。それもこれもあのクソオヤジのせいかと思うと本当に腹立たしい。

 

 だけど息子も一人じゃかわいそうだし、週末だけでもと思って泊まってきました。

久しぶりに帰った我が家は恐ろしいことになっていました(−_−;)水回りはカビだらけ、洗濯物は出しっ放し、ゴミは捨てられず溜まり放題。そして寝たきりの夫が使っていたベッドやその部屋は酷い悪臭で気持ち悪くなりそう。ベッド周辺は白髪と大量のフケ‥。

息子はドでか無香空間を置いて臭い対策をしていたのですが、臭いは元から絶たなきゃダメでしょ〜やっぱり。

 で、帰ったその夜、次の日と片付けと掃除で手一杯。おかげで8袋分のゴミが出ました。あースッキリ!

 

それにしてもこれからどうしよう‥。お願いだからしばらく帰ってこないで!

 

息子が学校から帰ってきて、私はリビングのテレビを見ながら夕食の準備をしている。「おかえり」と声をかける。そんな当たり前の光景が無くなって8ヶ月。今回息子が学校から帰宅して私に最初に言った一言。「家に帰ってきて普通の人がいるってイイわー。感動したわ〜。」私もそんな当たり前の瞬間がホントに愛おしく思えました。手放したくないし、ずっとこのままでいたいのです。

息子も日々かなりのストレスを抱えているんだと思います。先日友人が父親に殴られるって話をしていたので「ウチはまだマシじゃない?」って言ったら「ウチの方がクソじゃね?」だって‥。この週末は久々にリラックスした様子で、笑顔もたくさんあったし、会話も弾み、ホッとするひと時でした。

 

私と息子の平和な時間を奪わないで下さい。やっと普通の生活ができているのに。ただ普通に過ごしたいだけなのに。その幸せを奪わないで!神様お願いします!

 

日々の幸せ

もうすぐ今年も終わりですね。

毎年あっという間に終わるし、また一年間何にもなかったなあ〜って思ってみたり。

子どもたちはまだぐんぐん成長していて、そんな成長ぶりを目にするたびに、私も何も無いようでやっぱり歳はとっているんだなって思います。

 

年末年始って私にとってずっと気が重い時期でした。周りは家族集まって初詣や外食に行ったり限りなく幸せそうに見えるし(年賀状も家族写真だったり!)それに比べてウチはウツウツの夫が重〜い空気を家中に撒き散らす感じだし。子どもたちと祖父母の家に行っても結局夫の話になり気が重いし。家を出た長男と一緒に団欒をしたいのだけど、場所が無い‥。で、今度の正月は息子二人と温泉泊に決定。20歳になる長男とお酒が飲めるぞ🍶と。わーい🙌楽しみ!

 

人と比べている限り、幸せはやって来ません。幸せって人と比べて得られるものではないんですよね。もしあるとすれば、自分が他人より優位にいる時、優越感を感じる時。自分が不幸だと思っている時に自分より不幸な人を見る。そういう場合だけ、少しの幸福感は得られるのでしょう。でもそんな幸せは長続きしません。だって本当の幸せは外にあるんじゃなくて、自分の中にあるから。

日々のちょっとした嬉しいこと、気分のいいこと、ほっこりするもの...。幸せは日常の中にあります。朝日の差し込んでくるカフェ。お気に入りのソファ席。そこで飲む香りの良いコーヒー。雨上がりの木々の葉や土の香り。大好きな本。寒い夜にバスソルトを入れたあったか〜いお風呂。木々の間から差し込む柔らかい光とふかふかの落ち葉。幸せを感じる基準は十人十色。自分だけのほっこり時間を見つけること。そんな時間をいかにたくさん日々の中に見つけるか、感じられるかでその人の幸福度は上がるんです。そして何よりも大事なのは笑顔!笑顔を無理にでも作ることです。鏡を見て、口角を上げて、表情筋を意識して。ただの筋肉運動だと思ってひたすら練習です。そのうちこわばっていた顔も自然に柔らかくなり、自分を見る他の人も笑顔になっていると思います。日々の幸せ時間の積み重ねが一週間、一か月、一年になって、結果ずっと幸せでいられるのです。

 

こんな風に安定して思えるようになったのは、実はある手帳がきっかけです。

それは奥平亜美衣さんの「引き寄せ手帳」。色んなコラムがあって毎日少しずつ気づきを得るような工夫がされています。私は随分この手帳に助けられて来ました。来年もこの手帳にお世話になります!

 

思いっきりジコチューでいいんです。自分の気持ちを大事にして、幸せをたくさん引き寄せよう!

 

Life is too short. Enjoy and be happy!

 

 

別居生活その後

別居生活4ヶ月が経とうとしています。

 

大学生になった長男は一人暮らしを始め、次男は夫と共に住み、家を出た私とは夕飯を食べるだけ。

まあ、この夕飯時の会話が全てっていうんでしょうか。高校男子はもともと反抗期も手伝ってか親の私とはあまり口をききたがらないのですが、ポロポロと話をして家の様子を聞き出しています。

 

それによると別居し始めて2ヶ月頃の夫は 調子がいいときは自分でご飯を炊いたり、食器の洗い物は子供の分もやってあげたりと、だいぶマトモになっていたようです。もちろん殆んどの時間は寝たきりで、食べないことも多いのですが。近くのカジュアルイタリアンレストランで次男と外食してきたこともあるらしい。「お母さん、最初からこうすれば良かったんじゃない?」なんて次男が言うほど。フーン。年内には復職したいと言ってるらしいけど、ま、頑張って。もう私は関わらないから。実は長男はアパートに引っ越す当日「もう二度と家に帰ることはないから。」と言い残して出て行きました。「お母さん、早く離婚して。俺はもうあの人と関わりたくない。」と。

 

夫と二人だけになってしまった次男が心配で、二人で住めるアパートを借り、私と一緒に住もうと誘っていたのですが、なかなかウンとは言わない次男。彼は彼なりに自分で決めたいのでしょうか。夫はとりあえず時々不安定にはなるものの比較的次男とは話をするので、今のままお父さんと住みたいと思っているようです。

 

最近一日一食を勧める本を読みました。絶食がウツ改善にも効果があるということで、ふと、絶食も彼の変化の一因なのか?と思いました。最初は夫の食事も用意し次男に持たせていたのですが、次第にそれも面倒だし、ケアしすぎかなと思ってやめていたのです。何も食べるものがなければ近くのコンビニに行くなり、自分で米を炊くなり、多少とも体を動かすきっかけになるだろうと思ったし。別居後2、3ヶ月経った頃の彼の変化を考えると、あまり食べない生活が続いたことが幸いし、調子が良くなったのかもと思いました。

ところがそんなに急に良くなる訳もなく‥まあ想定内でしたが。その後は食べるものがない時は実家の母にお願いしているよう。多少まともになったとはいえ、50歳近い大人の男が未だに母親に食事を頼むなんていつまでも甘えているとしか思えない!何が彼を変えることができるのか?自立は不可能なのか?相変わらず不透明のまま、時だけはどんどん経ち、退職までのカウントダウンが始まりそうです。