催眠療法
先日、ヒプノセラピーの講習に行ってきました!
あまりにも変化のない夫と、心の限界を感じている私のために、少しでも違う方向から癒すことができないかと考えたのがきっかけでした。講習は2日間。講義と実践を交えたもので、短い時間でしたがとても深く学ぶことができました。
二人でペアになって催眠をかける実践トレーニングをするんですけど、15分くらいでしょうか、相方が私に少しずつ催眠をかけていくと、だんだんと催眠状態になっていきました。そうしたらなぜか、途中から涙がポロポロ溢れ出してきました。ああ、ここでは安心できるんだ。心配はいらない。子供の時に感じていた素直な優しい気持ち。安らぎ、平和な心。そんな感覚に包まれて、涙がとめどなく溢れてきたのです。ずっと不安な心を抱えていたせいでしょう。こんな安心感みたいな感覚はしばらく忘れていました。
講師の方曰く、「大きな抑圧状態にある人が、よくこういう状態になります。もしかしたらもっと深くこれから癒していったほうがいいかもしれません。」とのこと。確かに涙を流していたのは私だけ‥。
私が学んだのは催眠療法のベーシックな部分でしたが、ココロの奥底にあった固く閉じられたフタをパックリと開けてしまったような感じでした。その奥のココロのケアをするには、まだまだ時間がかかるようです。
そして肝心なこと!私はあわよくば催眠をかけて夫を前向き思考にできないかと思ったのですが、他人の性格や考え方を変えることは勿論できないのです。あくまでも本人の意思がなければヒプノセラピーは成り立ちません。本人が「こうなりたい」という願望を無意識領域に植え付けていくものなので、残念ながら自分でなおりたという意思のない私のオットは対象外でした。
自分のことは自分で面倒を見なければ、何も始まりませんね‥