離婚裁判

最後にこのブログをアップしてからどのくらい経ったのでしょうか。

なかなか気持ちの整理がつかず、しばらく放置していました💦

約一年に及ぶ8回の調停の間、彼は一回も姿を見せず、事態も膠着状態のまま結局裁判へ突入です。

そしてXDayの9月となりました。

籍はあと1年だけ会社に残るものの、収入はなくなり、退職間近となったのです。

 

夫がうつ病と診断された時は小学校5年だった次男も高校3年生。春からは大学生です。

時の経つのはなんと早いことかと、今更ながら思う今日この頃。

なぜか最近次男と夫の話をすることがあって、(奨学金の手続きやら、授業料免除の書類で夫の書類が必要だったりするので)私も心に引っかかることがあり、ブログも更新しようかなと。

 

次男にとっては夫はある意味「美化」されていて、記憶の中では当然元気で普通だった頃の夫なのですが、いよいよその記憶もだんだんと薄れてきたようで。

それもそのはず。夫が「普通」だったのは次男が10歳の時までですから。

 

調停中のやり取りは、聞いていて吐き気がするようでした。

子どもや夫のご飯を作るために家に行っていたことも「好き勝手に出入りしていた」。作り置きしておいた食べ物は「腐りかけの物を食べさせられた」とか。「5年前に口座から引き出した一万円は何に使ったのか」など、お金と食べ物に対する異常なまでの執着。

 

夫の仕事に伴い仕方なく専業主婦だった私が、夫の病気だかわがままのために、どれだけの心労を被ったと思っているのでしょうか。

そして子供達もどれだけのストレスを抱えているかわかっているのか?と声を大にして言いたいです。

2人の息子がいるにもかかわらず自分は育児に関して全く知らんぷりで、心配するどころか長男が20歳になったのをきっかけに「もう20歳だから扶養から外す。一切面倒はみない。」と言ってくる始末。それが息子を持つ父親のセリフですか?ありえない💢

そして、私たちが住んでいた家も「絶対渡さない。家は解体して更地にする。」と言ってきたし。

「俺が金を払ったんだ。だから俺のものだ。」

そういう理屈って通ります?

そもそもそういう考えなら「結婚」の意味なんてないですよね。

「結婚」って何なんでしょう。夫婦で協力して築いた財産は、夫婦の共有財産です。妻は自分と家の面倒を見るただの使用人だと思っているのでしょうか。使用人は共有財産を持てないとでも考えているのでしょうか。

そういう価値観の人はそもそも結婚するべきではありません。

確かに外で働いて金を稼いだかもしれない、でもそれを管理して蓄えたのは私だと、それも夫婦という名のもとでの共同作業だと考えていたのは私だけだったのです。その事実に愕然としました。

そして法的にも、共有財産を私の同意なく勝手に解体することは許されないはず。

 

呆れるやら悲しいやら情けないやら。

「金を多く稼いだ人間が一番偉い。」

その発想を家庭に持ち込む人間は最低です。