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また救急車

事態がこう着状態の中、いつも通りに一階のリビングで息子たちと夕食を取っていたある夜。

突然「ウオー」というほえ声か叫び声ともわからない声が大きなゴトンという音と聞こえました。「今の何⁉️」息子2人と私で顔を見合わせます。二階で寝ている夫であることは明らかでした。怖くて動けない息子たち。私が行ってみると、夫は全身を硬直させ、半開きの口からは泡のようなものが見えます。そして泡が喉に詰まるのか、大きな音を立てて息を吸い込み始めました。けいれん発作です。見るのは3度目。でも前回は5年前だったので、どういうものかすっかり忘れていました。手の施しようもなく、そのままにしておくと、またぐーっと体を突っ張らせ、唸り声をあげています。静かになってから話しかけると、目がトロンとして、口はろれつが回らず、言っていることも半分意味不明でした。そこで救急車を呼びましたが、救急隊員が到着した頃には、意識もすっかり元通りで。断固病院拒否でした。せっかく入院のチャンスかと思ったのに‥。

それまで同室で寝ていましたが、この日を最後に別寝することにしました。

翌日仕事が休みだったので「病院に行くよ。検査してもらおう。」と言う私に対し、夫の反応は、「いい。行かない。」の一点張り。あーそうですか。行かないっていうのなら、好きにすれば。せっかく貴重な有給休暇をあなたの為に使ってあげようと思ったのに。ムカつく。もう私の心の中は毒でいっぱい。

それにしても、どうしてここまで頑なに病院を拒むのか全く理解できません。医師は味方であり、敵ではないのに。自分がどうにかされるとでも思っているのでしょうか?
近くで見ている私としては「頼むから病院に連れて行って」と頼んでもらいたいくらいなのに。
自分の意思がなければ、回復させたくても何もできないですね。夫の兄弟にも連絡してはみたものの、結局誰もこの頑固者を病院に連れて行けなかったのです。

そしてまた放置の日々。
だけど他に何の手立てがあるというのでしょう。
どうしたらいいのか全くわかりません。完全にお手上げでした。